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【足の付け根の痛み】四十股・五十股 原因と対処法
【足の付け根の痛み】
四十股・五十股 原因と対処法
みなさん こんにちは。
大阪府豊中市蛍池(蛍池駅)の骨格矯正サロンいっしん(整骨院いっしん併設)院長の宮島です。
本日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。
今回は
「四十股・五十股 原因と対処法」
について書いていこうと思います
これを読んで頂けると四十股・五十股について分かると思いますので、お悩みの方は是非最後までお読みください。
ブログの流れとしましては
- 【四十股・五十股】とは
- 【四十股・五十股】の原因
- 【四十股・五十股】の症状
- 【四十股・五十股】の対処法
- まとめ
となっております。
さらっと知りたい方は最後のまとめだけ読んでいただければ大丈夫です。
それでは、宜しくお願いします。
四十股・五十股 とは
四十肩・五十肩は聞いた事がある方も多いと思います。
これは、40代・50代に多い肩の痛みで、腕が挙がらなくなったり、夜中に肩が疼いたりする疾患です。
今回は、これとは違い
四十股・五十股について書いていきます。
四十股・五十股は、40代・50代に多い股関節(脚の付け根)の痛みをさします。
股関節の痛みで多いのが、変形性股関節症と呼ばれる疾患です。
これは高齢の方に多いのですが、股関節に変形があったり、軟骨が減少して痛みが出てきます。
変形性股関節症の発症原因の一つに股関節臼蓋形成不全と呼ばれる状態もあります。
これは、骨盤の股関節部分になる寛骨臼の形成が不十分で、股関節のかかりが浅くなっている状態です。その影響で股関節の軟骨や周囲の筋肉に負担がかかって痛みを生じます。
これら股関節の変形や形成不全がないにもかかわらず、股関節に痛みを感じる状態を四十股・五十股と呼んでいます。
四十股・五十股の症状
四十股・五十股の症状について書いていきます。
- 立ち上がる時や歩く向きを変える等動き始めに股関節に痛みや違和感を感じる。
- あぐらをかく時に股関節が痛む。または左右の開く角度が違う。
- 歩く時間と比例して段々と股関節が痛くなってくる
- 階段の登り降りで股関節に痛みや違和感。
- 足の爪切りや靴下をはく時に股関節が突っ張ったり痛んだりする。
これらが代表的な症状です。
特に初期症状で多いのが、長時間座っていて立ち上がる時に股関節が痛む。
しかし、少し歩いていると痛みが治まってくる。
というような状態です。
次に、四十股・五十股の原因について考察していきましょう。
四十股・五十股の原因
四十股・五十股と呼ぶ股関節の痛みですが、
この状態は主に筋肉での痛みだと考えています。
というのも、【四十股・五十股とは】でも書いたように、レントゲンなどで股関節の骨や軟骨に異常が出ていない状態と定義しているからです。
(ただし、四十股・五十股の状態を放置していると変形性股関節症に悪化移行する事も考えられます。)
四十股・五十股は年々増加傾向にあります。
要因の1つに座っている時間が長くなっている事も一因です。
日本人は、座位の時間が世界1長いともいわれております。
また、テレワークの増加で通勤や外回りで歩く事も減り、運動不足になっている方も要注意です。
筋肉には、動かさずに同じ体勢でいると硬くなる習性があります。
運動不足が続き、座っている時間が長いことで、股関節周りの筋肉が柔軟性を失っているのが原因の1つと考えて良いと思います。
ただ、座位時間が長い・運動不足よりも、もっと根本的な原因があると当院では考えております。
その根本的な原因が骨格の歪み(姿勢の悪化)です。
歪みが無く、正しい姿勢を保てていると
股関節への負担はかからない構造になっているはずです。
しかし、骨格 特に骨盤の歪みがあると、股関節周囲に負担が大きくなり筋肉の柔軟性が失われ、動き出しの痛みが発症してきます。
股関節の負担が大きくなる骨盤の歪みでも、大きく分けると2パターンあります。
- 骨盤の後下方変位(ストレートランバー・猫背)
こちらは男性に多いパターンです。骨盤が後ろに倒れると、腰椎のカーブが減少し反りが少なくなってしまいます。この状態になると、股関節の前側を支える筋肉の動きが悪くなってしまい、動き出しの時に筋肉が伸びずに引っかかり痛みを感じます。
- 骨盤の前上方変位(腰椎過前湾・反り腰)
こちらは女性に多いパターンです。骨盤が前上方変位すると、股関節の位置が重心線より前方にズレた状態になります。この歪みのせいで、股関節周囲の筋肉が硬くなり痛みの原因になります。また、骨盤の前上方変位のまま生活していると、変形性股関節症になるリスクが高くなるともいわれています。
以上が、当院で考える四十股・五十股の原因になります。
四十股・五十股の対処法
四十股・五十股の症状がある場合、どの様な対処法が必要か?。
- 座り方を気を付ける
座る時に足を組む・浅く座る・PC画面に近付いて凝視し前傾が強くなるは止めて下さい。また椅子の高さを調節して下さい。股関節の角度が100度~110度が理想です。
※良くない座り方の詳細は、不良姿勢のページもご覧下さい。
- ストレッチ
股関節や臀部(お尻)・大腿部(太もも)のストレッチは有効です。ただし、変形性股関節症に移行している状態だと悪影響になる事もあるので、専門家にご相談の上行って下さい。
※ストレッチの方法は、下(まとめ)に動画で載せておきますのでご覧下さい。
- 骨盤矯正
四十股・五十股の原因にも書きましたが、骨盤の歪みが根本原因になっている事が多いです。座り方を直したり、ストレッチを継続しても痛みが出続ける、すぐにぶり返す場合は、骨格の専門家に相談してみて下さい。
当院では、提携クリニックにてレントゲン検査をしてもらい、臼蓋形成不全や変形性股関節症がないかも確認してから根本原因から施術していきます。
まとめ
四十股・五十股とは、40代・50代に多い、股関節の変形や形成不全がないにもかかわらず、股関節に痛みを感じる状態を呼んでいます。
原因としてはオーバーワークだけでなく
- 座位時間が長い
- 運動不足
- 骨盤の歪み(反り腰や猫背)
があります。
対処法は、
- ストレッチ
- 正しい座り方
- 骨盤矯正
下記動画で、四十股・五十股のセルフケアについて解説しておりますので
どうぞご覧下さい。