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【むち打ち・腰痛】10年前の交通事故が原因の腰痛
【むち打ち・腰痛】10年前の交通事故が原因の腰痛
みなさん こんにちは。
大阪府豊中市蛍池(蛍池駅)の骨格矯正サロンいっしん(整骨院いっしん併設)院長の宮島です。
本日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。
今回は
「【むち打ち・腰痛】10年前の交通事故が原因の腰痛」
について書いていこうと思います
これを読んで頂けると【むち打ち・腰痛】10年前の交通事故が原因の腰痛について分かると思いますので、お悩みの方は是非最後までお読みください。
ブログの流れとしましては
- むち打ちとは
- なぜ10年前の交通事故が原因で腰痛が起こったのか?
- 交通事故に遭った・起こした際にすべき事
むち打ちとは
夏休み期間中~この時期は、交通事故によるケガのご相談が増えます。
帰省や旅行などで車に乗る機会も増えるからでしょうか?
交通事故によるケガで最も多いご相談が
【むち打ち】です。
【むち打ち】は、何となく耳にしたことがある方も多いと思います。
正式名称としては【頚椎捻挫】や【外傷性頚部症候群】と呼ばれます。
交通事故やスポーツ時などの衝撃で、首がムチのようにしなって首の関節や筋肉を傷めてしまい、様々な不調を引き起こす病態です。
症状としては
・首や肩・背中の痛み
・肩や腕・手のしびれ
・頭痛
・悪心や嘔吐
・めまい
・耳鳴り
・顎の違和感や痛み
などがあります。
これらの症状は、事故後すぐに出てくる事もあれば、数日後から症状を感じる事もあります。
交通事故に遭った際は、症状が出ていなくても医療機関や交通事故での施術経験が豊富な整骨院でみてもらう事をお勧めします。
なぜ事故後に強い症状が出ていなくても、医療機関や整骨院の受信をお勧めするのか?これが、今回の記事で最もお伝えしたい事なのです。
というのも、むち打ちは【頭】と【首】の構造や関係性から発生する疾患で、これにより10年後など将来的な腰痛などの根本原因になりうる可能性があるからです。
※一口メモ
ちなみに相手のある事故の場合、加害者側でも保険を使って検査や治療を受けることができます。
また、単独事故の場合でもご自身で任意保険の人身傷害保険などに加入していれば、負担金は¥0で病院や整骨院に通うことができます。
なぜ10年前の交通事故が原因で腰痛が?
まず頭と首の構造についてお話していきましょう。
首には、頭を支えるという重要な役割があります。
2足歩行をする為には、首だけで頭を支える必要があります。
頭の重量ってご存じですか?
日本人の平均だと、6㎏を超えているともいわれています。
6㎏という重さは、お水のペットボトルと比較すると重たさが分かりやすいと思います。
お水のペットボトル2㍑は、約2㎏です。
頭の重たさは、これを3本分…男性でも片手で持つと重たいと思う重量。
これだけ重たくて、なおかつ頭は大きい形状になっています。
それを細長い首で支えなければいけないので、2足歩行をするには元々アンバランスな構造な訳です。
ここで重要なのが、脊柱の生理的湾曲(S字カーブ)です。
頚椎で前弯・胸椎で後弯・腰椎で前弯のS字カーブがある事で、体の重みが逃げるようになっています。
交通事故の衝撃で、最も影響を受けるのが頚椎(首)です。
交通事故の衝撃で重たい頭に振られて首がムチのようにしなって、頚椎の前弯カーブが崩れてしまう歪みが生じてしまいます。
これが、10年前の交通事故の影響で腰痛が起こる根本原因です。
頚椎が事故の衝撃で前彎カーブが無くなり、ストレートネックや逆カーブになる歪みが発生すると、この状態でバランスを取ろうとして、腰椎のカーブも無くなり、骨盤も後傾してしまうと考えられています。
結果、生理的湾曲(S字カーブ)が崩れて、いわゆる【姿勢が悪い(猫背)】状態で日々の生活を送っていることで、腰にも負担がかかり続けて腰痛が発生するという事です。
交通事故に遭った・起こした際にすべき事
ここで大切になってくるのが、交通事故に遭った際にどのような対応をすれば将来的に腰
痛などを患う原因にならないのかという事ですね。
ちなみに、交通事故に遭ったというと【被害者】のイメージが強いですが、起こしてしまった【加害者】側になってしまった場合も一緒だという事を忘れないでください!
交通事故後に最も大切なのは、被害者でも加害者でも事故後に骨格も含めてしっかりとお身体を事故前の状態に戻す(近づける)治療を受ける事です。
その為には、自賠責保険などが使って治療費の自己負担が¥0で受けられるうちに治療を受けるべきです。
※加害者側になってしまった場合でも、人身傷害保険などで自己負担なしで治療を受ける事ができます。
ただ、交通事故後はパニックになってしまって何をすればよいのか分からなくなる方がとても多いです。
そこで、交通事故後にすべき事を下にまとめておきます。
▼加害者を特定し、事故状況・現場を記録します。
▼その場で警察にすぐ電話する。
▼ご自身の保険会社に電話する
▼医療機関の診断を受けてください。
交通事故で受けた損傷は、症状が発症するのが遅れる場合が多々あります。
例え症状が確認できなくても、医療機関や整骨院での診察を受けてください。
また、医療機関や整骨院にて診断書を発行してもらってください。人身事故では、診断書の提出が必要となります。その段階で、自賠責保険の治療費の請求が可能になるからです。
交通事故後に上記の4つだけは絶対にしなければいけません。
特に警察にその場で現場検証をしてもらわなければ、後々トラブルの原因になる事が多々あります。
相手側に「警察を呼ばずに自分たちで解決しよう」と持ち掛けられても、絶対に警察は呼ぶようにして!
下に腰痛予防のストレッチの一例を動画で載せておきます。
興味のある方はやってみて下さい!