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寝違えになりやすい人には共通点 | 豊中市蛍池 骨盤矯正 猫背矯正 骨格矯正サロンいっしん

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寝違えになりやすい人には共通点

2025.10.01

朝起きたら首が痛くて回らない、鏡を見ようと顔を動かしたら激痛が走る

誰もが一度は経験したことがあるであろう「寝違え」。

数日経てば治るからと軽視されがちですが、何度も繰り返す人は要注意です。

 

なぜ自分ばかり寝違えるんだろう?と不思議に思っているあなた。

実は、寝違えになりやすい人にはいくつかの共通点があるのです。

この記事では、その原因と、今日からできる予防法についてお話しします。

 

寝違えの原因は「寝相」だけじゃない?

「寝違え」という名前から、寝ている時の姿勢が悪いことだけが原因だと思われがちですが、実はそれだけではありません。

寝違えは、首や肩の筋肉、関節に急性の炎症が起きている状態を指します。

寝ている間に無理な姿勢が続き、特定の筋肉が長時間引っ張られたり、圧迫されたりすることで血行が悪くなり、炎症を引き起こしてしまうのです。

しかし、そもそもなぜ「無理な姿勢」で寝てしまうのでしょうか?その背景には、日中の身体の使い方が大きく関わっています。

 

寝違えを繰り返す人の3つの共通点

  1. 慢性的な首・肩こりがある

普段から首や肩の筋肉がガチガチに凝り固まっている人は、寝違えになりやすい傾向があります。

筋肉が硬くなっていると、寝ている間に少し体勢を変えるだけでも筋肉に大きな負担がかかってしまいます。

健康な筋肉は柔らかく、スムーズに伸び縮みできるため、寝返りを打つことで自然と負担を分散させることができますが、硬くなった筋肉はそれがうまくできません。

 

デスクワークやスマートフォンの使いすぎで、前かがみの姿勢が習慣になっている人は特に注意が必要です。

頭の重さは成人で約46kgと言われており、猫背になると首や肩の筋肉が常にこの重さを支えようと緊張し続けています。

この日中の疲労が、寝ている間の寝違えにつながるのです。

  1. 寝具が身体に合っていない

枕やマットレスは、私たちが1日のうち約3分の1を過ごす睡眠時間を快適にするための重要なアイテムです。

しかし、これが自分の身体に合っていないと、寝違えを引き起こす原因になってしまいます。

 

高すぎる枕は首が不自然に曲がり、首の筋肉に負担をかけます。逆に低すぎる枕も同様です。

理想的な枕は、立っている時と同じようなS字カーブを寝ている間も保てるものです。

 

また、マットレスが柔らかすぎたり、硬すぎたりすることも問題です。

柔らかすぎるマットレスは身体が沈み込みすぎてしまい、寝返りが打ちにくくなります。

一方、硬すぎるマットレスは特定の部位に圧力が集中し、血行不良を招くことがあります。

  1. 頚椎の歪みがある

首の骨である**頚椎(けいつい)**に歪みがあると、寝違えのリスクが大幅に高まります。

頚椎は7つの骨で構成されており、頭を支えるとともに、神経が通る重要な役割を担っています。

しかし、日常生活での悪い姿勢(猫背、スマホ首など)や、過去の怪我などによって、この頚椎にわずかなズレが生じることがあります。

 

頚椎が歪むと、その周りの筋肉や靭帯に常に負担がかかり、血行が悪くなります。

このような状態で寝ると、寝返りがうまく打てず、特定の筋肉に負荷が集中しやすくなります。

その結果、少しの寝方でも筋肉が炎症を起こし、寝違えを引き起こしてしまうのです。

 

頚椎の歪みは、首や肩の慢性的な凝りだけでなく、頭痛やめまい、手のしびれなど、さまざまな不調の原因になることがあります。

寝違えを繰り返す人は、一度当院のように骨格配列の専門家によるチェックを受けることをお勧めします。

 

 

 

今日からできる寝違え予防法

寝違えを繰り返さないためには、原因となる生活習慣や環境を見直すことが大切です。

  1. 毎日のストレッチを習慣に

特にお風呂上がりなど、身体が温まっている時に行うのが効果的です。

●首のストレッチ: ゆっくりと首を左右に倒したり、回したりする。決して無理に引っ張らないこと。

●肩甲骨のストレッチ: 両肩を大きく前から後ろへ、後ろから前へと回す。

●胸のストレッチ: 壁に手をつき、身体を前に出して胸を開く。

 

  1. 寝具を見直す

現在の枕やマットレスが身体に合っているか、もう一度チェックしてみましょう。専門家のアドバイスを聞いてみるのも良いかもしれません。タオルなどで枕の高さを調整するだけでも効果がある場合があります。

 

  1. 日中の姿勢を意識する

スマートフォンを見るときは、顔を下げずに画面を目の高さまで持ち上げたり、デスクワークの際はこまめに休憩をとり、首や肩を回したりするなど、日頃から良い姿勢を意識することが重要です。

 

寝違えてしまった時の対処法

もし寝違えてしまった場合は、無理に動かしたり、マッサージしたりしないようにしてください。

炎症がひどくなる可能性があります。

まずは安静にして、痛みが落ち着くまで冷やしましょう。

 

当院では、寝違えの根本原因である頚椎の歪みを特定し、一人ひとりに合った施術を行っています。

痛みを和らげるだけでなく、再発しないための身体づくりをサポートします。

何度も繰り返す寝違えでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。