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【肘の痛み】テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の原因と対処法
【肘の痛み】テニス肘の原因と対処法
みなさん こんにちは。
大阪府豊中市蛍池(蛍池駅)の骨格矯正サロンいっしん(整骨院いっしん併設)院長の宮島です。
本日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。
今回は
「【肘の痛み】テニス肘の原因と対処法」
について書いていこうと思います
これを読んで頂けるとテニス肘について分かると思いますので、お悩みの方は是非最後までお読みください。
ブログの流れとしましては
- 【肘の痛み】テニス肘とは
- 【肘の痛み】テニス肘の症状
- 【肘の痛み】テニスをしないのにテニス肘?テニス肘の原因
- 【肘の痛み】テニス肘の対処法
- まとめ
となっております。
さらっと知りたい方は最後のまとめだけ読んでいただければ大丈夫です。
それでは、宜しくお願いします。
【肘の痛み】テニス肘とは
テニス肘は通称で、正式名称は
【上腕骨内側上顆炎】といいます。
テニスをする人に多い疾患の為、テニス肘と呼ばれています。
テニスプレーヤーの3割以上が経験する疾患ともいわれています。
ただ、テニスをしない人でも患う事も多々あるので、
「テニスをしないから関係ない」
とはなりませんのでご注意を。
上腕骨外側上顆とは、肘の外側にあるポコッと触れる骨の部分です。
上腕骨外側上顆には、手首を動かしたり固定したり、手指を伸ばす筋肉が付着しています。
筋肉は骨に付着しますが、付着部分は腱という組織になります。
この付着部分で炎症を起こし、痛みを感じるのがテニス肘です。
【肘の痛み】テニス肘の症状
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の代表的な症状は
☑テニスのバックハンド時に肘が痛む
☑ぞうきんやタオルを絞る時に肘が痛む
☑パソコン作業時に肘が痛む
☑引き戸の開け閉めで肘が痛む
☑ドアノブを回す時に肘が痛む
☑物を持ち上げると肘が痛む
と「手首を反らしたり、内外に捻る」や「指を伸ばす」動作で痛みが発症します。
状態が悪化すると、コップを持ち上げる事すらできなくなることもあります。
上の3つの画像は、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)であるかどうかを検査している図です。
テニス肘が疑われる場合に、当院でも検査の一部として取り入れています。
テニスをしないのにテニス肘?テニス肘の原因
「私はテニスをしないから、
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは無縁」
と思っておられたら大間違い!!
当院を受診される方で、上腕骨外側上顆炎を患っている人で
テニスをされている人は40%を下回ります。
テニス以外の原因でテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を患いやすいのが
・重たい物を持ち上げたり動かす事が多い職業の方
・料理人や大工さんなど手首を良く使う職業の方
・パソコン作業が多い職業の方
・育児中でお子さんを片手で抱っこする時間が長い方
・スマホを片手で長時間使用している方
などが挙げられます。
テニスが原因で上腕骨外側上顆炎を発症するのは、
主にバックハンド時の衝撃が手首から肘に伝わる事の繰り返しになります。
料理人の方だと、片手でフライパンを振るような動作の繰り返しで発症する事が多いです。
一般的には40~50代に多いといわれていますが、最近は若年層の方も増えているように感じています。
育児による負担以外でも、最近ではスマホの過剰使用が原因になっている方も増えています。
これら、テニスだけでなく日常動作の繰り返しからテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を患ってしまいます。
ただ、当院ではこの手首~肘の過剰使用や衝撃だけが原因ではないと考えています。
その原因として考えられるのが頚椎(首)の歪みです。
というのも、腕や手を動かす筋肉は頚椎から出ている神経だからです。
頚椎の歪みがあると、腕や手に繋がる神経が圧迫されてしまい、神経の流れが滞ると考えています。
神経の流れが悪くなると、筋肉の働きも悪化します。
本来10の筋力があったとしても、神経の流れが20%カットされ80%になると、筋肉も8の力しか発揮できなくなります。
神経が滞りなく流れ、筋肉も100%の力が発揮できていれば負担にならない動作でも、80%の状態で同じ動作を続けると筋肉や腱にとっては負担が大きくなるという訳です。
なので、当院では患部である上腕骨外側上顆周囲の状態も診ていきますが、同時に頚椎の歪みが無いかも確認していきます。
【肘の痛み】テニス肘の対処法
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の整形外科での一般的な対処法としては
・湿布や内服薬の痛み止めの処方
・ステロイド注射
・温熱療法
・レーザー治療
・ストレッチやマッサージ
・サポーターやテーピング
が施される事が多いようです。
これらで改善しない場合は、手術という選択肢も出てきます。
手術の内容は、簡単に書くと傷んだ腱を取り除くことを目的として行われます。
ちなみに、当院には上記のようなテニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対する治療や施術を受けても良くならなかった方も来院されます。
そのような方達が改善された例がたくさんあります。
当院で行うテニス肘(上腕骨外側上顆炎)に対する対処として、
患部である上腕骨外側上顆に付着する前腕伸筋群を緩める施術だけでなく、
肘と関係する頚椎の歪みも確認して、
歪みがあれば矯正していきます。
また肘の痛みが長引くと、その上下での手首や肩の関節のバランスも崩れている事が多いので、その場合は手首や肩関節の矯正も施します。
患部だけでなく、全体的なバランスを診ていく事も大切だと当院では考えています。
まとめ
上腕骨外側上顆とは、肘の外側にあるポコッと触れる骨の部分です。
上腕骨外側上顆には、手首を動かしたり固定したり、手指を伸ばす筋肉が付着しています。
筋肉は骨に付着しますが、付着部分は腱という組織になります。
この付着部分で炎症を起こし、痛みを感じるのがテニス肘です。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の代表的な症状は
☑テニスのバックハンド時に肘が痛む
☑ぞうきんやタオルを絞る時に肘が痛む
☑パソコン作業時に肘が痛む
☑引き戸の開け閉めで肘が痛む
☑ドアノブを回す時に肘が痛む
☑物を持ち上げると肘が痛む
と「手首を反らしたり、内外に捻る」や「指を伸ばす」動作で痛みが発症します。
テニスをしない人でも、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)を患っている人も意外と多いです。
テニス以外の原因でテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を患いやすいのが
・重たい物を持ち上げたり動かす事が多い職業の方
・料理人や大工さんなど手首を良く使う職業の方
・パソコン作業が多い職業の方
・育児中でお子さんを片手で抱っこする時間が長い方
・スマホを片手で長時間使用している方
などが挙げられます。
テニスが原因で上腕骨外側上顆炎を発症するのは、
主にバックハンド時の衝撃が手首から肘に伝わる事の繰り返しになります。
料理人の方だと、片手でフライパンを振るような動作の繰り返しで発症する事が多いです。
これらの衝撃や過剰使用以外にも、頚椎の歪みがテニス肘(上腕骨外側上顆炎)の根本原因になっている事もあります。
一般的な対処法としては
・湿布や内服薬の痛み止めの処方
・ステロイド注射
・温熱療法
・レーザー治療
・ストレッチやマッサージ
・サポーターやテーピング
が行われます。
当院では、患部である上腕骨外側上顆周囲の筋肉や腱を緩めるだけでなく、
首や手首・肩関節などの歪みを矯正する事で、多くの方が改善されています。
下にテニス肘(上腕骨外側上顆炎)のセルフケアの動画を下に載せておきますので、ご参考にして下さい。