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【腰痛】「朝起きると腰が痛い!」その原因と対処法
みなさん こんにちは。
大阪府豊中市蛍池(蛍池駅)の骨格矯正サロンいっしん(整骨院いっしん併設)院長の宮島です。
本日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。
今回は「起床時の腰痛」について書いていこうと思います
これを読んで頂けると起床時の腰痛について分かると思いますので
お悩みの方は是非最後までお読みください。
ブログの流れとしましては
- 日本人を悩ます腰痛
- 起床時の腰痛の原因①
- 起床時の腰痛の原因②
- まとめ
となっております。
さらっと知りたい方は最後のまとめだけ読んでいただければ大丈夫です。
それでは、宜しくお願いします。
日本人を悩ます腰痛
日本人で腰痛のある方は3000万人ともいわれています。
また、腰痛を感じないまま生涯を終える人は
20%程ともいわれています。
日本人にとって国民病ともいえる腰痛。
病態によって痛みの感じ方は変わってきます。
「長時間座っていると腰が痛い」
「動いていると段々腰痛が酷くなる」
「立ち座りなど動き出しが痛い」
「寝返りを打つのも辛い」…等々。
今回はその中でも
「寝起きだけ腰が痛くて、動いているうちに治まるんです。」
このような腰痛の秘密に迫ってみます!
起床時の腰痛 多い原因は2つ!
①寝具が合わない
枕やマットレスなどの寝具が合わないと、
寝返りの回数が少なくなってしまいます。
寝返りには、体温調節・熱や水分の発散調節など
重要な役割がありますが、
寝返りで身体を動かす事で血液循環が滞る事を防ぐのが最も大切です。
筋肉も関節も動かさないと柔軟性が無くなり、
硬くなってしまいます。
寝返りが少なくなる
→腰部の筋肉や関節が硬くなり痛みを感じる
→動かしているうちに筋肉や関節が柔らかくなってきて腰痛が治まる。
このメカニズムが1つ目の原因です。
では、どのような寝具が良いのか?
枕に関しては、人それぞれ違います。
その方の頭や首・肩の形や脂肪・筋肉の付き方、骨の配列
に合わせた枕がベストです。
マットレスは、最近では低反発と高反発を
お使いの方が多いですね。
どちらも身体の凹凸を点ではなく面で支えてくれるのが特徴。
どちらが良いか?とご質問頂く事が多いですが、
私の答えは高反発。
低反発は文字通り反発力が弱く沈み過ぎてしまう事が多いんです。
筋力のしっかりしているアスリートなら大きな問題はないですが、
沈み過ぎてしまうと寝返りを打ちにくくなり、
起床時の腰痛の原因にもなり得ます。
寝具に関して疑問があれば、お気軽にご相談下さい。
②環椎後頭関節の歪み
環椎後頭関節って、聞いた事がないですよね。
後頭骨という頭蓋骨の底面にある骨と、
環椎(第1頚椎)で構成される関節です。
もう少し分かり易く書くと、
頭と首を繋ぐ関節です。
環椎後頭関節の位置を何となく頭に入れておいて頂き、
次に体温の変化を少し書いていきます。
体温は1日の中でも変化しています。
14時~18時頃が1番体温が高く、
夜になるにつれて下がっていきます。
1番低くなるのが午前3時~7時頃。
その後、少しずつ体温は上がっていきます。
体温は1日の中でも変化するのですが、
これらを調整をしているのが脳の一部です。
環椎後頭関節が歪んで関節間が狭くなると、
動きも悪くなります。
この影響で、脳の一部である体温調節の中枢の働きが
悪くなると考えられています。
本来起床後から体温が上がってこないといけないのですが、
環椎後頭関節の歪みの影響で体温調節の中枢が働かないと
体温が上がってきません。
その結果、血流が悪くなる
→筋肉の柔軟性が戻ってこない
→朝起きると腰が痛い
という流れで症状が出てきます。
起床後から少しずつ動いているうちに
血流が改善されてきて、
筋肉も動くようになり痛みも引いていく。
これが起床時腰痛のメカニズムだと当院では考えています。
この様な場合、高価な寝具に買い替える前に、
環椎後頭関節の状態を専門家に診てもらう事をお勧めします。
まとめ
起床時時の腰痛は、
①寝返りの打ちやすい寝具を使用する事で
起床時に筋肉や関節が固まりにくくなるので
腰痛も感じにくくなります。
②環椎後頭関節の歪みを矯正する
事で体温調節が安定し
起床時に筋肉や関節が固まりにくくなり
腰痛も出なくなります。
最後に起床時の腰痛を予防する為に
目が覚めて起き上がるまでにして欲しいストレッチを
2つ載せておきます。
一度お試しください。