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【踵(かかと)の痛み】足底筋膜炎の原因と対処法
【踵(かかと)の痛み】足底筋膜炎の原因と対処法
みなさん こんにちは。
大阪府豊中市蛍池(蛍池駅)の骨格矯正サロンいっしん(整骨院いっしん併設)院長の宮島です。
本日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。
今回は
「足底筋膜炎(踵の痛み)の原因と対処法」
について書いていこうと思います
これを読んで頂けると足底筋膜炎(踵の痛み)について分かると思いますので、お悩みの方は是非最後までお読みください。
ブログの流れとしましては
- 【足底筋膜炎(踵の痛み)】とは
- 【足底筋膜炎(踵の痛み)】の原因
- 【足底筋膜炎(踵の痛み)】の症状
- 【足底筋膜炎(踵の痛み)】の対処法
- まとめ
となっております。
さらっと知りたい方は最後のまとめだけ読んでいただければ大丈夫です。
それでは、宜しくお願いします。
足底筋膜炎(踵の痛み) とは
踵(かかと)に痛みを感じる場合、様々な疾患があります。
その中でも最も多いのが足底筋膜炎です。
その他には
- アキレス腱付着部症
アキレス腱が踵の骨に付着している部分の痛み。特に足首を上向きに曲げると痛みが強くなるのが特徴。
- アキレス腱滑液包炎
ハイヒールをよく履く人や交通事故の外傷で、踵の滑液包に炎症を起こす疾患。
- 踵骨骨端症(シーバー病・セーバー病)
10歳前後の男児に多い踵の痛み。運動後に痛むことが多く、痛みを回避する為に爪先歩きになる事も。
- 踵部脂肪体炎
踵部脂肪体と呼ばれる、踵部の脂肪で炎症を起こす疾患。ランナーなどのアスリートに多く、衝撃吸収能力が低下して起こります。
これらも踵の痛みで多い疾患です。
今回は踵の痛みで最も多い足底筋膜炎(足底腱膜炎)について書こうと思います。
足底腱膜炎とも呼ばれる事がありますが、ここでは足底筋膜炎で統一しようと思います。
足底筋膜炎とは読んで字のごとく
足底筋膜が炎症を起こしている状態です。
足底筋膜とは、下図のように足指の付け根から踵にかけて繋がる強靭な腱の膜です。
足底筋膜は、土踏まずを支える大切な役割をしており、足の衝撃を緩和させるクッションの
働きもしています。
足底筋膜が何らかの原因で硬くなり柔軟性が無くなった状態で、歩行時などに繰り返し引っ張られる事で、付着部に炎症を起こし痛みが引き起こされます。
足底筋膜炎(踵の痛み)の症状
足底筋膜炎の症状について書いていきます。
- 起床時の最初の一歩が痛む。
- 長時間座ってからの歩きだしで痛む。
- 階段やつま先立ちで痛む。
- 足の裏が突っ張った感覚がある。
- 動き出しで痛み、途中少し和らいで、長時間動いていると痛む。
これらが代表的な症状です。
痛みの感じる部位では、足底の踵中央辺りが最も多く、土踏まずや足指の付け根辺りに痛みを感じる方もいます。
次に、足底筋膜炎の原因について考察していきましょう。
足底筋膜炎(踵の痛み)の原因
一般的な足底筋膜炎の原因を書いていきますね。
- 足の裏への衝撃の多いスポーツ
足の裏に繰り返し衝撃が加わると足底筋膜は硬くなり柔軟性が失われます。長距離走やバレエダンサーに特に多いのは、アスファルトなどの硬い地面での練習も関係していると考えられています。
- 足のアーチが崩れている
足底のアーチは、体重を支える・歩行時の衝撃を吸収する為に必要です。このアーチが高過ぎても低過ぎ(偏平足)ても足底筋膜への負担は大きくなります。
- アキレス腱やふくらはぎが硬い
ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性がないと、足を引き上げる力が弱くなり足底筋膜に負担がかかりやすくなります。
- 疲労の蓄積
特に立ち仕事の方で、長時間立ち姿勢で仕事をされていると足底筋膜が硬くなります。
- 合わない靴
新しい靴を履いて慣れていない時や、足に合わない靴を履いていると足底筋膜への負担が大きくなります。クッション性のない靴や、サイズが合わず靴内で足が前後に動いてしまう物は控えて下さい。
- 姿勢の悪化(骨格の歪み)
足裏に掛かる体重や衝撃は、歪みの無い正しい姿勢や歩き方をしていると、踵に70%・踵より先に30%かかるのが正常だといわれています。
骨格が歪み姿勢が悪くなると、このバランスが崩れて日々生活しています。その結果、足底筋膜が硬くなり炎症を起こしてしまいます。
また、踵や足裏が片側だけ痛む場合は、骨盤の歪みが大きく関わっています。骨盤が歪むと脚の長さに左右差が出てバランスを崩してしまいます。その結果、荷重バランスの大きい側の足底への負担が増大し、足底筋膜炎を引き起こします。
これのセルフチェックの1つに、頻繁に履く靴の裏を見て下さい。靴底の減り具合に左右差がある場合は、骨盤に歪みがある事が多いです。
以上が、当院で考える足底腱膜炎の原因になります。
足底筋膜炎(踵の痛み)の対処法
足底腱膜炎の症状がある場合、どの様な対処法が必要か?
まずは、一般的な病院で行われる対処法について書いていきます。
病院では、
・安静指示
・電気治療
・湿布
・鎮痛剤の処方
・リハビリ
で対処するケースが多いようです。
それでも良くならなかったり、重度の場合は
・ステロイド注射
・手術
が行われる事もあります。
当院では、病院とは違うアプローチを施していきます。
まず、「なぜ足底筋膜(足底腱膜)に負担がかかっているのか?」
と根本原因を独自の検査で見つけていきます。
特に重要視しているのが、骨格の歪みによる足底筋膜(足底腱膜)への負荷です。
原因にも書きましたが、骨格が歪むと足底への負荷バランスが崩れます。
これがあれば、骨格の歪みを矯正していく事で足底への負担が減少し、痛みも無くなっていきます。
また、足底のアーチの確認や足首の歪みも同時にみていきます。
アーチの崩れが大きい場合は、自宅でのリハビリの指導も含めて対処し、
足首の歪みがあれば矯正します。
痛みの強い時期は、足底への負担が少なくなるテーピングを施す事もあります。
また、立ち仕事の方や歩く(運動も含める)時間が長い人に対しては、靴の中敷きを提案する事もあります。
これらの対処をしていく事で、足底筋膜炎でお悩みの方のほとんどが解消されています。
足底筋膜炎で、日常生活に差支えが出ている方、スポーツや運動がしにくくなっている方は、まず足底筋膜に負担のかかる歪み・姿勢の悪化が無いかを最優先に診てもらう事をお勧めします。
※足底や踵の痛みや違和感を感じたら、すぐ医療機関で診てもらうのをお勧めしますが、まずはご自身でセルフケアをしてみる!という方は下の動画を参考にしてみて下さい!
まとめ
踵(かかと)に痛みを感じる場合、様々な疾患があります。
その中でも最も多いのが足底筋膜炎です。
その他には
- アキレス腱付着部症
- アキレス腱滑液包炎
- 踵骨骨端症(シーバー病・セーバー病)
- 踵部脂肪体炎
などもあります。
一般的な足底筋膜炎の原因は
- 足の裏への衝撃の多いスポーツ
- 足のアーチが崩れている
- アキレス腱やふくらはぎが硬い
- 疲労の蓄積
- 合わない靴
- 姿勢の悪化(骨格の歪み)
が考えられます。
症状は
- 起床時の最初の一歩が痛む。
- 長時間座ってからの歩きだしで痛む。
- 階段やつま先立ちで痛む。
- 足の裏が突っ張った感覚がある。
- 動き出しで痛み、途中少し和らいで、長時間動いていると痛む。
があり、一番上の起床時時の最初の一歩での痛みが代表的な症状になります。
対処法としては、病院では
・安静指示
・電気治療
・湿布
・鎮痛剤の処方
・リハビリ
・ステロイド注射
・手術
での治療が多いようですが、当院では最も大切にしているのが
足底筋膜に負担をかけている骨格の歪みを矯正する事。
それ以外には、足底のアーチや足首の歪みの調整。
テーピングなどで対処していく事で、改善例がたくさんあります。
下記動画で、足底筋膜炎のセルフケアについて解説しておりますので
どうぞご覧下さい。