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交通事故豆知識【交通事故で怪我をしたのですが、後遺障害とは何ですか?】 | 豊中市蛍池 骨盤矯正 猫背矯正 骨格矯正サロンいっしん

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交通事故豆知識【交通事故で怪我をしたのですが、後遺障害とは何ですか?】

2024.09.19

 

交通事故で怪我をした際、「後遺障害」という言葉を耳にすることがあります。

後遺障害とは、事故による怪我が治癒した後も残る、機能的または外見的な障害のことを指します。

具体的に説明すると、以下のような点が含まれます。

 

  1. 後遺障害の定義

後遺障害とは、交通事故などの怪我が完治しないまま一定の機能障害や外見の変化が残り、日常生活や仕事に支障をきたす状態を指します。例えば、骨折が治った後も関節の動きが制限される、事故による頭部外傷で記憶障害が残る、顔や体に目立つ傷跡が残るなどが該当します。

 

  1. 症状固定とは

後遺障害を判断する際に重要な概念が「症状固定」です。症状固定とは、治療を続けてもこれ以上の回復が見込めない状態を指します。この時点で、怪我が後遺障害として評価され、今後も継続的に残る障害として認識されます。医師の診断に基づいて症状固定の時期が決定されます。

 

  1. 後遺障害等級

後遺障害は、その程度に応じて等級が設定されます。日本では、自賠責保険や任意保険において後遺障害等級表があり、障害の重さや範囲によって1級から14級までの等級が割り当てられます。1級が最も重い障害で、14級が軽度の障害となります。等級に応じて、補償額や賠償額が異なります。

 

  1. 後遺障害の申請手続き

後遺障害の認定を受けるためには、医師の診断書や検査結果をもとに申請手続きを行います。自賠責保険や任意保険会社に対して、必要な書類を提出し、後遺障害の認定を受けることが必要です。この手続きには時間がかかることもあるため、早めに準備を始めることが重要です。

 

  1. 補償と賠償

後遺障害が認定されると、損害賠償や保険金の支払いを受けることができます。具体的な補償内容は、後遺障害等級や保険契約内容によって異なります。補償には、治療費、入院費、通院交通費、逸失利益(事故によって働けなくなった分の収入)、慰謝料などが含まれます。

 

  1. 心理的ケアも重要

後遺障害は、身体的な障害だけでなく、心理的な影響も大きいです。事故後のトラウマや不安、ストレスに対しても適切なケアが必要です。カウンセリングや心理療法を通じて、心の健康を保つことも後遺障害の管理には欠かせません。

 

交通事故後の後遺障害は、日常生活に大きな影響を与えることがあります。適切な医療機関や専門家のサポートを受けながら、後遺障害の認定手続きや補償を受けることで、生活の質を保つことが大切です。後遺障害に関する疑問や不安がある場合は、医師や弁護士、保険会社に相談し、適切な対応を心がけましょう。