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夏の必須知識!熱中症対策には「本物の塩」が不可欠な理由

2025.07.17

厳しい日本の夏、熱中症対策で「水分と塩分を摂りましょう」とよく耳にしますね。

しかし、その「塩分」の種類が非常に重要であることをご存じですか?

効率的な熱中症対策には、「本物の塩」が欠かせません。

 

なぜ「本物の塩」が熱中症対策に重要なのか?

汗をかくと、水分だけでなく、体に必要な多様なミネラルが失われます。

特にナトリウムだけでなく、マグネシウム、カリウム、カルシウムといった微量ミネラルも大量に排出されます。

これらのミネラルは、体内の水分バランスを保ち、神経や筋肉の正常な機能を維持するために不可欠です。

 

一般的な食塩、いわゆる「精製塩」や「加工塩」は、塩化ナトリウムの純度を極限まで高めたものです。

これはサラサラして使いやすい反面、ナトリウム以外の重要なミネラルがほとんど除去されてしまっています。

 

一方、**「本物の塩」**とは、海水を天日干しにするなど、伝統的な製法で作られた塩のこと。

こうした塩は、塩化ナトリウムだけでなく、海水中に含まれる様々なミネラルをバランス良く含んでいます。

 

熱中症の症状は、単なるナトリウム不足だけでなく、これらの複合的なミネラル不足によっても引き起こされたり、悪化したりすることがあります。

本物の塩から多様なミネラルを補給することで、電解質のバランスが整い、体内の水分が細胞に適切に吸収されやすくなり、熱中症の予防や回復に大きく貢献するのです。

 

本物の塩と人工塩(精製塩・加工塩)の見分け方

スーパーで「本物の塩」を見分けるには、以下の点に注目しましょう。

 

  1. 原材料名を確認する:
    • 本物の塩(天然塩): 原材料名に「海水」「湖塩」「岩塩」などと書かれ、工程が「天日」「平釜」などシンプルです。成分表を見ると、ナトリウム以外のミネラルがしっかり含まれています
    • 人工塩(精製塩・加工塩): 「塩化ナトリウム」とだけ書かれたり、「イオン交換膜法」など特殊な製法が記載されています。添加物を含むことも。ナトリウム純度が非常に高い(99%以上)のが特徴です。
  2. 形状や味:
    • 本物の塩: 少ししっとりしていて、粒の大きさが不揃いなことが多く、色もほんのり茶色や灰色がかったものもあります。味は単に塩辛いだけでなく、まろやかさや奥深さを感じます。
    • 人工塩: サラサラとした白い粒で、均一な形。味はストレートな塩辛さが特徴です。

 

熱中症対策は、単に水分を摂るだけでなく、その質にもこだわる時代です。

この夏は、ぜひ「本物の塩」を選んで、効率的かつ健康的に暑さを乗り切りましょう。